寒い時期が終わり、外へのおでかけが増えるこの季節。しかし乗り物酔いになってしまって、せっかくの楽しい時間が台無しになってしまったことはありませんか?
今回は乗り物酔いのメカニズムに加え、気軽にできる乗り物酔い対策をご紹介します!ご自身はもちろん、家族や身近な人に乗り物酔いで困っている人がいるという方は、ぜひご覧ください。
目次
乗り物酔いとは?
そもそもなぜ乗り物酔いが起こるのでしょうか?ここでは乗り物酔いが起こるメカニズムを簡単に解説しましょう。
乗り物酔いは、目(視覚)から入ってくる情報と、耳が感じている情報が一致しないことで引き起こされます。なぜ耳が重要かというと、耳の奥にある「内耳(三半規管や耳石器)」が体のバランス感覚などを保つために重要な役割を果たしているからです。
例えば、車での移動中に本を読んでいると気分が悪くなる人は多いでしょう。この場合、目線が紙面に固定され、目から入ってくる情報が「自分は動いていない」と判断している一方で、内耳は車の振動などによって「動いている」という刺激を受けています。よって脳では目と耳で得た情報が一致せず、混乱状態を引き起こします。
この状態が脳によって「不快」であると判断されると、自律神経に作用して体調不良につながり、乗り物酔いになるわけです。
乗り物酔いの主な症状
では実際にどんな症状が乗り物酔いとして判断されるのでしょうか?具体的には、めまいが起こったり、口の中で生唾が多く出たりする前兆から始まり、頭痛や冷や汗、吐き気、胃の不快感といった症状が見られます。
これらが悪化すると嘔吐や脱水症状に至る恐れがあります。たかが乗り物酔いと思わず、症状が見られた際には無理せず体を休めましょう。
乗り物酔いの原因はなに?
さまざまな症状が見られる乗り物酔い。お出かけをする度になってしまうと、外出するのも憂鬱になり、辛いですよね。適切な対策を立てるためにも、乗り物酔いの原因となり得るポイントを押さえておきましょう。
▶︎ 睡眠不足などの体調不良
まず睡眠不足などが乗り物酔いの原因となり得ます。体が疲れていると、乗り物の動きにも敏感になってしまうからです。他にも極度の空腹感や満腹感、その日抱えている体調トラブルといった、普段とは異なる体の異変には注意しましょう。
また雨が降って車内が蒸し暑くなったり、気温や室温が高くなったりすることも、乗り物酔いを引き起こす要因となり得るので注意が必要です。
▶︎ 臭いや緊張などの心理的要因
次にガソリンやタバコのにおいや、「乗り物酔いしてしまうかも」という緊張感など、心理的要因も乗り物酔いを引き起こすことがあります。脳が「不快」だと感じたり、以前乗り物酔いをしたときのことを関連して思い出したりすると考えられているからです。
▶︎ 病気の可能性
さらにひどい乗り物酔いが続く場合は、病気の可能性も考えられます。例えば急に乗り物酔いをしたり、繰り返したりする場合は、何かしらの病気が隠れているかもしれません。ひどいときには、病院へ行くことも検討してください。
手軽にできる対策方法
乗り物酔いは体の不調だけでなく、天気や心理的な要因でも引き起こされます。一度乗り物酔いになってしまうと、せっかくのおでかけも楽しめません。安易に自分は大丈夫だと思いこまず、事前に対策を立てておきましょう。
▶︎ 出発前
まず乗り物酔いは、出発前から対策を取ることが重要です。特に前日は十分な睡眠を取りましょう。日頃の疲れを残さないように、ゆっくりと入浴し、体をリラックスさせた状態でベッドに入ることをおすすめします。
次に当日は、消化の良い食事を心がけてください。空腹も乗り物酔いの原因となり得ますが、食べすぎも良くありませんので注意しましょう。
そして服装も気をつけてください。その日の天気や気温を考慮して、体をしめつけない快適な服装を選びましょう。お腹周りや首元をゆるめ、着心地の良い服を事前に準備しておくと慌てずに済みます。
▶︎ おでかけ中
おでかけ当日、乗り物に乗ったら、まず揺れにくい座席を確保しましょう。バスなら前輪と後輪の中間、自動車なら景色が見えやすい前側の座席がおすすめです。移動中は進行方向の景色を見ると良いでしょう。
また同乗者と会話したり、音楽を聞いたりすると、「乗り物酔いになるかもしれない」という緊張がほぐれやすくなります。窓を開けたり、途中で休憩したりして、外の新鮮な空気を吸うことも大切です。
どうしても気分が悪くなってしまった場合は、できるだけシートを倒して横になりましょう。
トリブラプレミアムがおすすめ!
乗り物酔いになってしまうと、せっかくのおでかけも楽しめません。事前にできる対策はさまざまですが、常備薬があるとより安心です。例えば【トリブラプレミアム】は、錠剤で簡単に服用できます。
小さな錠剤の中に、塩酸メクリジンとスコポラミン臭化水素酸塩水和物を1回量の最大基準量を配合。大人1日1回、1錠の服用で、乗り物酔いによるめまいや吐き気、頭痛を予防してくれるんです!乗り物に乗る前に、水かぬるま湯でさっと飲める点も嬉しいですね。
またポーチやカバンに入れておけば、泊りがけのおでかけでも翌日分を手軽に持って行くことができますよ。乗り物酔い対策には「常備薬があるから大丈夫」という安心感も大切です。無理せず対策して、楽しい時間を過ごしましょう。
まとめ
季節もあたたかくなり、行楽シーズンが続く楽しい時期。素敵な旅の思い出をつくるために、乗り物酔いになることは防ぎたいですね。おでかけの前日からできることと、当日できることをそれぞれ実践し、充実した時間を過ごしましょう!