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2025年04月07日

炊飯器で簡単!手作り甘酒を使ったひんやりスイーツの作り方

豊富な栄養が含まれる甘酒は、疲れた体を優しく癒し、疲労回復や免疫力アップにも効果が期待できる発酵食品です。市販の甘酒も手軽で良いけれど、手作り甘酒の美味しさは格別!しかも、少しのコツを押さえれば、炊飯器と食品保存用袋を使って簡単に作れるんです。今回は、自家製甘酒を使った、ひんやり美味しいスイーツレシピをご紹介します。体調を崩しやすい季節の変わり目は、手作りの甘酒スイーツで体の中から涼やかに、そして元気に過ごしましょう!

手作り甘酒の魅力

「飲む点滴」とも呼ばれるほど栄養満点の甘酒は、夏バテ対策にもおすすめの万能ドリンク。甘酒には、米麹を使って発酵させる「麹甘酒」と、酒粕を溶かして作る「酒粕甘酒」の2種類があります。麹甘酒は、麹菌が発酵する過程でお米のでんぷんがブドウ糖に分解されることで甘くなり、アルコールは含まれていないのが特徴です。一方、酒粕甘酒は、酒粕をお湯に溶かし、砂糖などの甘味料を加えて作るため微量のアルコールが含まれています。

今回作る麹甘酒はアルコール不使用のため、お子様でも美味しく食べることができ、人間が生きていくうえで必要なブドウ糖やアミノ酸、ビタミンなども豊富に含まれています。
優しい甘さの自家製甘酒は、そのまま飲むのはもちろん、砂糖の代わりにお料理の味付けに使ったりデザートにしたり、様々なアレンジが楽しめます。

炊飯器と食品保存用袋で簡単に作る!甘酒レシピ

甘酒は、炊飯器の保温機能を使うと簡単に作ることができます。少し時間はかかりますが、自家製甘酒の美味しさは絶品!余計なものが一切入っていないので体に優しく、麹の自然な甘みで罪悪感なくスイーツが味わえますよ。

★ 準備

・米麹(乾燥):300g
・お湯(60℃):500ml+湯煎用(分量外)

【用意するもの】
・食品保存用袋
・ふきん
・温度計(できれば)

必要な材料は、米麹とお湯の2つだけ!シンプルイズベストなレシピです。

★ 作り方

1. 食品保存用袋に米麹と60℃のお湯を入れて封をします。

我が家では給湯器の給湯温度を60℃に設定してお湯を作っていますが、給湯温度を設定できない場合もあるかもしれません。その場合は、沸騰したお湯と20℃前後の水道水を2:1で混ぜ合わせると60℃前後のお湯を作ることができます。甘酒作りは、お湯の温度がカギです。できれば温度計を使用して60℃前後になっているか確認しましょう。

2. 炊飯器釜の底にふきんを敷いて1を乗せ、60℃のお湯を入れる

炊飯器釜が熱くなりすぎるのを防ぐため、底にふきんを敷きます。そこに1と60℃のお湯を入れれば準備は完了!ちなみに今回は、お湯と水を2:1で混ぜ合わせて、おおよそ55~60℃のお湯を作ることができました。

3. 炊飯器の蓋を開けたまま保温モードで6~8時間程放置。

温度が上がりすぎるのを防ぐため、蓋は開けたままにしておきます。

麹菌は、70℃を超えると死滅し、50℃を下回るとうまく発酵しません。50~60℃を維持することが甘酒作りの最大のポイントです。
6~8時間と少し時間はかかりますが、夜のうちにセットしておけば、朝には美味しい甘酒が食べられます。

4. 甘酒の完成!

少し味見をしてみて、甘くなっていれば完成。
完成した甘酒は、サラッとしていて麹のつぶつぶがたっぷり。粒が気になる方は、ブレンダーなどで潰すとなめらかな甘酒になります。

完成した甘酒は、冷蔵庫に入れて1週間程で食べきりましょう。長期保存したい場合は冷凍することも可能です。食品保存用袋で作ると、そのまま冷凍できるのでとても便利。冷凍してもカチコチには固まらないので、必要な分だけ取り出して使用できます。

砂糖不使用!甘酒ひんやりスイーツレシピ

そのまま飲んでも美味しい甘酒ですが、今回は市販の冷凍フルーツと合わせて甘酒スムージーを作ってみました。

【材料】
・手作り甘酒:100mL
・冷凍ブルーベリー:50g
・牛乳や豆乳:100mL程度

【作り方】
1. 全ての材料をミキサーに入れます。
2. なめらかになるまで攪拌します。
3. 器に注いでできあがり!

甘酒と冷凍フルーツをミキサーにかけるだけで栄養満点のスムージーが作れます。牛乳や豆乳を加えてお好みの濃度に調整してください。凍らせたバナナやイチゴなどお好みのフルーツでアレンジできます。

まとめ

炊飯器で作る手作り甘酒のスイーツは、栄養満点の麹の働きで腸活にもなり、暑い日のデザートにもおすすめです。できあがるまでに時間はかかりますが、炊飯器の保温モードを使うことで、ほったらかしで完成します。食品保存用袋を使うので洗い物が出ず、完成後はそのまま保存ができるのも便利。ぜひ、美味しい甘酒作りにチャレンジしてみてくださいね!

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