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2024年11月11日

きのこが好きになる!子どもが食べやすいきのこ料理レシピ

きのこが旬を迎える秋。新米の季節と相まって、きのこを入れた炊き込みごはんやきのこを使った料理が食卓をにぎわせていますよね。香りや旨みがおいしいきのこですが、苦手という子どもたちも少なくありません。旬の食材、きのこをつかった子どもでも食べやすいレシピをご紹介します。

低カロリーで食物繊維が豊富!香りがや風味のよさが魅力のきのこ

価格が安定していて、比較的通年取り入れやすいきのこですが、天然の食用きのこが旬を迎えるのは秋です。例えばマツタケの話題が上がるのも秋ですよね。
きのこといえば、食物繊維が豊富で低カロリーな食材というイメージがありませんか。おなかの調子を整えたり、腸内環境をよくしてくれるので、ダイエット食材としてもよく使われています。さらに、きのこ特有の香りや旨みがおいしさを引き立ててくれるのも大きな魅力です。しかしながら、子どもにとってはかえってそれが苦手という声もあるようです。今回は、手に入りやすいしいたけとしめじをつかって、子どもでも食べやすいきのこ料理をご紹介します。

アレンジ次第で好きになる!しいたけをつかったレシピ

炒め物や煮物など、和食ならどんな料理に入れても相性のいいしいたけ。肉厚で、ふっくらとしたきのこのかさが旨みを吸い取ってくれるのが魅力です。また、なめこやエリンギなど一般的にスーパーで見かけるきのこの中でも、一番食物繊維が多く含まれているのもしいたけなのです。

子どもでも食べやすくするには、細かく刻んで料理に入れてしまうのが一番。気づかれないくらい細かく刻めば、食べてくれる可能性があるかもしれませんよ。

▶︎ 刻んだしいたけを入れた「味噌チャーハン」のレシピ

和食に合うしいたけと味噌でつくった和風のチャーハンです。刻んだしいたけで、しいたけの存在感をなくし、味噌味で濃いめに仕上げました。しいたけの味がほとんどしないので、食べやすいはず。

今回は子ども向けに、なると巻を入れました。娘が「ピンク色が可愛い!」というので、我が家ではよく使います。なるとのぐるぐる巻きがわかるように、やや粗めに刻んでもいいかもしれません。パパッとできるのでランチにもおすすめです。

<味噌チャーハン お茶碗1杯分>

  • ・ご飯 お茶碗1杯
  • ・合挽き肉 30g 
  • ・なると巻 1/4本
  • ・豆苗(なくてもOK)少し
  • ・顆粒だし小さじ1
  • ・味噌 小さじ2
  • ・醤油 小さじ1

 

  1. 1.しいたけの石づきをカットし、細かく刻む。
  2. 2.なると巻を細かく刻む。
  3. 3.熱したフライパンに合いびき肉を入れ、色が変わってきたらしいたけとなると巻を入れる。
  4. 4.炊いたご飯を入れて全体を混ぜ、顆粒だし、味噌、醤油で味を調える。
  5. 5.皿に盛り付けて豆苗を飾って完成。

 

▶︎ 刻んだしいたけを入れた「甘酢ケチャップのミートボール」のレシピ

濃いめの味付けとして、ケチャップを使った甘酢のミートボールをご紹介。焼かれているので、細かく刻まれたしいたけは気づかれないはず。

子どもの口のサイズに合わせて小さなミートボールにしてもいいですし、ほぐして、ご飯の上にかけてもOKです。また、一緒に作れる年齢の子どもであれば、自分で作ったものなら食べてくれるパターンもあります。

<甘酢ケチャップのミートボール 材料2人分>

  • ・豚ひき肉 200g
  • ・しいたけ 2個
  • ・たまねぎ 1/4個
  • ・料理酒 大さじ2
  • ・ケチャップ 大さじ3
  • ・砂糖 大さじ3
  • ・中濃ソース 大さじ2
  • ・醤油 小さじ1
  • ・酢 大さじ2
  • ・水 大さじ3

 

  1. 1.しいたけの石づきをカットし、細かく刻む。たまねぎをみじん切りにする。
  2. 2.ボウルに豚ひき肉・しいたけ・たまねぎを入れてこね、丸める。
  3. 3.油を注いで.熱したフライパンに丸めたミートボールを入れ、分量外の水を少し入れ、蓋をして蒸す。表面に焼き色が付いたらコロコロ動かして全体を焼く。
  4. 4.調味料を加え煮込んだら完成。
    ケチャップがツンとする場合は砂糖を増やしてみてください。

クセが少ない!しめじをつかったレシピ

しめじは、えのき・しいたけ・舞茸などの代表的なきのこの中で最もカリウムが豊富。カリウムは、ナトリウムを体外に排出する働きがあり、血圧を正常に保ってくれます。食物繊維が豊富で低カロリーなことは他のきのこと同様に広く知られていますが、実はその他の栄養も含まれている高栄養食品なのです。きのこの中では、クセがなく食べやすいのも魅力になっています。

▶︎ ツナ缶でつくる!しめじの炊き込みご飯のレシピ

手間をかけたくないときは、簡単にできるきのこの炊き込みご飯がおすすめ。調味料はめんつゆのみで簡単なので、失敗せずにパパッと作れます。炊き込みご飯に入れる具材はツナ。味わいにマイルドさが増すので、子どもの食べやすい味付けになります。細かく刻んだにんじんを入れれば彩りも鮮やかになり、栄養も補給できます。我が家でおかわりの止まらない人気の炊き込みご飯です。

<材料 米2合分>

  • ・米 2合
  • ・しめじ 1/4パック
  • ・にんじん 1/4本
  • ・ツナ缶 1個
  • ・めんつゆ 大さじ2

 

  1. 1.しめじは根元を切り落とし、小房に分け、にんじんは5㎜の角切りサイズにカットする。
  2. 2.米はいつもと同じ容量に。炊飯モードで同じ水の分量を炊飯器にセットする。
  3. 3.汁を切ったツナ缶と、カットしたにんじん、しめじを上にのせ、めんつゆをかけて、一般的な炊飯モードで炊く。
  4. 4.炊き上がったらしゃもじで軽く混ぜてできあがり。

取り入れやすく食べやすいきのこ料理でバランスのいい食事を

さまざまなアレンジができるきのこ料理は、栄養価も高いだけでなく、価格が安定しているので、節約のためのかさまし食材としても重宝します。子どもにも好きになってもらい、きのこ料理のバリエーションを増やせたらいいですよね。子ども向けに考えたレシピをヒントに、きのこをさまざまな料理で活用してみてください。

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