お天気の良い日が増えてくると、子供達も外で遊ぶ機会が増えてきますよね。
元気に遊んでくれるのが嬉しい半面、服は汗臭いし、泥だらけだし、時にはお漏らししたまま遊んでたでしょ~?という臭いと共に帰ってくるなんてことも…(笑)
お母さんにとっては子供の成長が嬉しくも、洗濯物と格闘する季節でもあります。
重曹はそんな毎日のお洗濯を、綺麗にスッキリ♪仕上げてくれる、お母さんの素敵な味方。
価格も安く、手肌にも地球環境にも優しい心強い存在なのです!
最近では、ドラックストアやスーパーでも売っていて、気軽に手に入れられるのも嬉しいですね。
重曹の汚れ落としの特徴は、酸性の汚れを中和して浮かせてくれる事。
例えば、汗や血液、油(脂)などが、重曹の得意分野です。
汗や砂埃で薄汚れて汚くなった、服や靴下の洗い方
洗面所のシンクに、重曹と洗濯石鹸を入れて(各大さじ1程度)上からお湯を注いで溶かし(5~10L程度)、衣類を入れて10分程浸けます。(お湯の温度は40~50度程度。水だと重曹が溶けません。)
汚い部分を手で優しくもみ洗いします。もみ洗いの力加減は、新聞紙を破らずにくしゃくしゃ柔らかくできる位の優しい力で。
ゴシゴシするのは、生地を痛めるわりには汚れがあまり落ちません。
優しくもんで、汚れを生地から押し出すようなイメージで洗ってみましょう。
重曹が汚れを中和して浮かせてくれるので、洗濯石鹸だけの時よりも、汚れがみるみるうちに水に溶け出します。
水の色が変わってくるのが目に見えて、「うわ~こんなに汚れが出てくるんだ!」というのが実感できて、面倒だと思っていた手洗いがちょっと楽しくなる瞬間です。
その後洗濯機で洗う場合は、1回すすいだら軽く絞って、通常どおり洗濯機に入れて洗って下さい。
手洗いで終わらせる場合は、お湯の色が透明になるまで何度か入れ替えして、優しく全体を揉むようにしてすすぎます。
汚れがひどすぎてこれだけでは落ち切らない時は、濃いめの重曹+石鹸液を作り、汚れた部分に直接塗って、しばらく置いてから上記の方法を試してみてくださいね。洗いながら、直接汚れに石鹸をつけても良いでしょう。
忙しくて、もみ洗いしている時間がない時は、重曹+石鹸液を直接塗って、しばらく置いた後そのまま洗濯機に入れ、いつも通りに洗濯機で洗ってみてください。
ただし、ひどい泥だらけになった服の場合は、そのまま洗ってしまうと、繊維の奥深くに泥や砂が入り込んでしまうので、最初に一手間プラスする事が必要です。
一度泥つきのまま乾かして、泥や砂をはたき落とします。それから、上記の方法を試してください。
おもらししちゃったパンツやズボンは・・・
おもらしパンツは、そのまま洗濯機で洗うと他の衣類もなんだかちょっとおしっこ臭い~なんて事になりかねません。
重曹でスッキリ匂いを落としてから、他のものと一緒に洗いましょう。
・重曹を溶かしたお湯にパンツやズボンを10分程度浸けておく。
・優しく全体をもみ洗いし、軽く絞って洗濯機へ。
重曹水で1度洗っただけでは匂いが気になる場合は、新しいお湯に入れ替えて一度すすいで絞ってから洗濯機に入れて洗ってください。
洗濯機に入れてからは、通常通り洗うだけで、匂い残りもなくスッキリ!
まだまだおもらしが多い年齢のお子様の場合は、何度かおもらししたパンツはちょっと薄汚れてきてしまいますよね。
そうなってしまった場合は、上の「汗や砂埃で薄汚れた服や靴下」を参考にして洗ってくださいね!
おねしょ布団の匂い対策にも!
子供がおもらししちゃっても、中々毎回布団を洗うのは難しい…。
そんな時に活躍するのが、重曹水スプレー。
① 4~50度程度のお湯200㏄に重曹小さじ1を溶かし、スプレー容器に入れる。
②布団に染みたおしっこを、タオル等で上からトントンと叩いて、できる限り吸い取る。
③重曹水スプレーをその上からたっぷりとかけてから、乾かす。
時間があるようなら、「吸い取る→スプレー」を何度か繰り返すと、より効果的です。
この重曹水スプレーは、スーツやセーターなどの、毎回は洗わない服にスプレーするのにも向いています。
帰宅して服を脱いだら、汗をかきやすい場所を中心に、全体にスプレーして乾かしておけばOK。
靴も同様で、蒸れて靴の中が臭う…という時も、帰宅したらまず重曹水スプレー。
靴の中の場合は、少ししっとりするくらいまでスプレーして、よく乾かしてくださいね。
旅先で、替えの靴を持っていくのは荷物が多くなるから…なんて時にもオススメです。
カーテンやクッション、カーペットなど、普段中々洗えないものにもシュシュっとしておくと、匂い対策になります。
作った重曹水には保存料等入っていないので、2~3日中に使いきるようにして下さい。
活用しだすと、色んな所に使えるのであっという間に使ってしまうことでしょう。