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2024年11月18日

集めたどんぐりで遊んでみよう!どんぐりを使った遊びや制作を紹介

この時期、気が付くとお子さんのポケットにどんぐりがいっぱい!なんて経験はありませんか?
我が家の2歳児は、散歩の途中にどんぐりを見つけるとすぐに立ち止まってどんぐり拾いを始めます。拾ったどんぐりを宝物のように握りしめる姿はとってもかわいいですよね。
さて、せっかく拾って集めてきたどんぐり。そのまま捨ててしまうのもちょっともったいない。そこで今回はどんぐりを使った遊びや制作を紹介します!

集めたどんぐり、まずは下処理を

拾ってきたどんぐりには中に虫が潜んでいることがあります。数日経って虫が出てきたら…と思うとゾッとしますね!そこでどんぐりで遊ぶ時には、少し手間ですが必ず最初に下処理を行っておきましょう。

▶︎ どんぐりの選別

まずは遊ぶためのどんぐりを選別しましょう!

  • ・穴があいているもの
  • ・割れているもの
  • ・ヒビが入っているもの
  • ・芽が出ているもの
  • ・変色しているもの
  • ・柔らかいもの
  • ・水に入れた時に浮くもの

これらのどんぐりは保存には適さないのであらかじめ避けておきましょう。
選別ができたら水で洗います。

▶︎ 下処理①煮沸

お鍋にどんぐりとたっぷりの水を入れます。そして火にかけて5〜10分程度煮沸をしましょう。
どんぐりを沸騰したお湯に入れてしまうと、急激な温度変化で割れてしまうことがあるため必ず水から煮沸するのがポイントです。あまり長く茹ですぎても割れてしまうことがあります。小さいどんぐりなら5分程度、大きいものでも10分程度でお湯からあげましょう。
煮沸後は水を切って、風通しの良いところに広げてしっかりと乾燥させてください。

▶︎ 下処理②冷凍

一度水洗いをしてどんぐりをきれいに洗います。その後、水分をしっかりと拭き取ってからビニール袋に入れて密閉します。そのまま冷凍庫に一週間ほど入れておきましょう。
時間はかかりますが、帽子付きのどんぐりをそのまま保存したい時は冷凍がおすすめです。(煮沸をすると帽子が取れてしまいます)
使う時は常温で解凍し、しっかりと乾燥させてから使いましょう。

廃材でどんぐりゲーム①部屋分けゲーム

卵のパックの廃材とどんぐりでゲームを作ってみました。
作り方は、卵のパックに下処理済みのどんぐりを10個入れて、開かないように周りをテープで閉じるだけ!卵のパックやどんぐりに油性ペンでお絵描きをすると見た目もかわいくなりますよ♪

遊び方は、一つの穴につきひとつのどんぐりが入るように入れていくゲームです。
10個全部をバラバラに入れるのはけっこう難しいので、大人でも熱中してしまいます。6個入りの卵パックで作れば少し難易度を下げることもできますよ。
ゲームがまだ難しい小さいお子さんは、パックを振ってシャカシャカとマラカスのように鳴らすだけでも楽しめます☆

廃材でどんぐりゲーム②どんぐりコロコロ

こちらも廃材を使ってできる遊びです。ラップの芯や、トイレットペーパーの芯、ダンボール、紙コップなどなど家にあるものを使って作れます。
作り方も簡単。壁に廃材を好きなように貼り付けて、どんぐりをころがしてみましょう!
どんな角度、どんな位置にすればうまく転がるかな?どの形のどんぐりが一番転がりやすいかな?工夫次第でいろんなコースが作れるので、作って試してと遊んでいるうちにすっかり親子で夢中に。我が家では途中に鈴をつけてどんぐりが当たった時に音が鳴るようにしてみました^^
壁を使うことで大きなコロコロ装置が作れますよ。外す時に壁紙を傷めないように、マスキングテープを使うと安心です。

クリスマスリース制作

この時期、どんぐりで制作をするならクリスマスの飾りはいかがでしょうか?
土台となるリスにボンドやグルーガン(火傷に注意)を使ってどんぐりをくっつけていきます。どんぐりだけでなく、まつぼっくりや木の実、葉っぱなども使ってみました!
あえて素材そのままの色味を楽しむのもよし、油性ペンや絵の具で色をつけて色を楽しむのもいいですね♪帽子付きのどんぐりがあるとよりかわいくなります。
土台は100均で購入しました。「これつけたらどうかな?」「いいね〜!」「これかわいい!」「こんなのもあったよ!」なんておしゃべりをしながら公園をお散歩すれば素材集めから楽しめますよ☆

実は食べられる!?どんぐりを食べてみよう!

どんぐりはリスやクマ、鳥などの餌として食べられるイメージがありますが、実は縄文時代の遺跡からも大量に見つかっていることから、昔は人も食料として食べていました。
種類によってはアクが多くアク抜きを何度もしないと食べられないものもあるのですが、スダジイやマテバシイなどは渋みが少ないので生でも食べられます。
生でもほんのり甘さはあるのですが、炒って加熱することで甘みが強くなりナッツのように食べられますよ。殻を剥いて、粉にするとどんぐりクッキーやどんぐり餅などが作れますので興味のある方は調べてみてくださいね!
今回、私たちはスダジイをたくさん拾ったのでさつまいもと一緒に炊き込みご飯にしてみました!

殻を剥いて、先日子どもたちが畑で掘ってきたお芋と一緒に炊きました。子どもたちの反応は…栗みたいで美味しい!とのこと♪栗のようなホクホクとした甘さがあり、食感もアクセントになっていてよかったです。

実はどんぐりはミネラルが豊富で栄養価の高いスーパーフード。アンチエイジング効果やデトックス効果のある成分も入っているので、たくさんとった時には遊ぶだけでなく「食べてみる」のもおすすめです^^
ただし、再び冷めてしまうと固くなって風味も落ちるので、できたてのあたたかいうちに食べてくださいね☆

まとめ

いかがでしたか?どんぐりを使った遊びや制作を紹介しました。
小さなお子さんは、誤飲をしないよう遊ぶ時は必ず近くで見守ってあげてください。
また、大きいお子さんは図鑑でどんぐりの種類を調べてみるのも面白いですよ。
身近な自然に触れ、季節を感じられる遊びは、子どもにとっていいことがたくさん!
アイデア次第で色んな遊び方ができるので、ぜひおうちでもやってみてくださいね^^

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