クリスマスまであと少し。プレゼントの用意や年末に向けて年賀状準備に大掃除とあれこれ忙しい時期ですが、子供の成長は待ったなし。お友達とのクリスマスパーティーや記念フォトに使えそうな、クリスマス衣装を手作りしてみませんか?今回は100円ショップの材料で作れるサンタエプロンの作り方を紹介しちゃいます。
まずは100円ショップで赤いフェルト2枚と黒のフェルト1枚、それから装飾用に白いふわふわ素材のタオルを買いましょう。柄物でも裏地が白いふわふわ素材であればOKです。フェイスタオルくらいの長さがあるものの方がいいでしょう。白いフェルトでも代用可能です。他にそれぞれの色の縫い糸と針、ハサミが必要です。
今回はベルト中央部分の飾りに使うベージュのフェルトや手芸のり、それから肩紐の付け外し用にマジックテープを使っています。
フェルトを折り曲げて子供の体に当て、長さを確認しながら丈を決めます。ワンピースを作るようなイメージで。長めに作れば後から短くすることもできるので長さが心配な人は膝下くらいの丈で作り始めるといいでしょう。
上のフェルトをもう一度体に当て、ウエストの切り替え部の位置を決めてから切り離し、胸当て部分と裾部分の大小2枚の長方形にします。それから黒いフェルトで細長い長方形を作ります。これはサンタ服のベルト部分で、エプロンのリボン部分になりますのできもち長めに作っておくとリボンの大きさを調整できおすすめです。今回は全体のバランスを見て4cm幅の黒フェルトを2本作り、手縫いでつなぎ合わせて一本のベルト部分にしました。完成イメージは下の画像のようになります。
この形になるようそれぞれのフェルトを重ねて縫い合わせ、残ったフェルトから肩紐を作ります。フェルトは縫い目が目立たないので初心者さんでも手縫いしやすいですからざくざく縫っていきましょう。
本体が大まかに完成したら肩紐と装飾に入ります。肩紐は全体のバランスを見て今回は2.5cm幅で作ることにしました。残っている赤フェルトから7.5cm幅の紐を切り出し、3つ折りにして赤い糸で縫い合わせます。縫い目が目立たない縫い方もありますが、首回りはそんなに目立ちませんからあまり気にせずに一番簡単なぐし縫いで大丈夫ですよ。
長さの調節がしたければ肩紐は2本用意して首の後ろで結ぶ作り方でもいいですが、今回は布が限られているので1本で作ることにしました。片方は縫い付けて、もう片方はマジックテープやボタンなどをつけましょう。マジックテープなら粘着式でシールのように貼るだけのものもありますし初心者でも手がつけやすいかと思います。また、裁縫が苦手な方は、小さなお子さんにはおすすめしませんが、記念撮影など短時間の着用なら安全ピンで留めてもいいかと思います。
次に白のフェイスタオルをエプロンの裾につけていきます。白のタオルは今回幅6cmで用意しました。ファーやこういったふわふわ素材の生地は、切った後ぽろぽろと糸が落ちてくるので取り扱いに気をつけて下さい。とはいえ、フェイスタオルは端処理がしっかりされているので比較的扱いやすいです。ほつれてきてしまう側だけ内側に折り込むようにして、裾を挟み込んで縫うと完成度が高くなります。このとき縫い目が目立たないように表側はあまり糸を出さないように縫うと見た目が綺麗です。端は裏側に折り込んで縫い付けましょう。
同じように胸元にも白タオルを縫い付けます。この残りの布を3つ折りにしてさらに半分に折ると上の画像のように丸っぽい形になるので、裏側に何度か針を通してなんとなく布が広がらないようにしたらそのままエプロン本体に縫い付けます。ほつれが心配なら根元に手芸のりをつけて対策するのもいいでしょう。
また、白いフェルトを使って作っている方は正方形や円の形に切ってから、他の余ったフェルトを綿のように中に入れてくるめば綺麗にできると思います。
これで完成です。我が家は娘なので裾の横幅を長めにしてギャザーを寄せ、スカートっぽくしてみました。ベルト部分は後ろで結んで使っても良いですし、お子さんにあわせたサイズに調整してマジックテープなどをつけても良いですよ。
何度か布を体に当ててみてバランスを見るのがいいですが、逃げ回ってしまうお子さんの場合は先にメジャーでサイズを見ておくか、手持ちのワンピースなどの洋服で長さをイメージして作り始めるのがおすすめです。
最初はサイズを見るのに時間がかかってしまうと思いますが、作り方は簡単なので、きょうだいやお友達とおそろいにしてみたり、レースやワッペンなどをつけて自分だけのオリジナルのエプロンを作ってみてもいいですね。
クリスマスの素敵な思い出の一つになりますように。