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ちょっとした傷の手当て、みんなどうしてる?
毎日、家事・育児で忙しいお母さん(以下ママさん)や、遊び盛りの子どもは、
●料理中にうっかり包丁で指を切ってしまった……、
●裁縫針で指先をチクッと刺してしまった……、
●公園で遊んでいるときに転んで、ひじやひざをすりむいた……
など、日常のちょっとしたシーンでも何かとケガをしがち。
とくに、これからの寒い季節は、水仕事によるヒビ割れやサカムケも悩みのタネですよね。
そんな時の手当てには、ガーゼの付いたテープ型の救急絆創膏が便利ですが、関節部分にフィットしにくく、水に濡れるとはがれやすいのが難点。
違和感から貼るのを嫌がって自分ではがしてしまう幼児も多いうえに、遊んでいるうちに取れてしまったり、…なんていうお母さんの声も聞かれます。
その対処法として、
●水仕事をする時は、絆創膏の上から指サックやゴム手袋をはめる
●子どもにはキャラクター柄の可愛い絆創膏を貼って、はがさないように言い聞かせる
●絆創膏の上から、さらに救急用のテープを貼る
など、いろいろ工夫しているママさんも多いようです。
「貼る」のではなく「塗る」 絆創膏
そこで、水仕事の多いママさんやお子さんにオススメなのが、水に強くてはがれにくい「液体絆創膏」です。
「傷を保護する」という用途は、テープ型の救急絆創膏と変わりませんが、「貼る」のではなく「塗る」という点がポイント。
これまでは、主に手のヒビ割れ・ササムケ用の冬場商品として販売されていましたが、ここ近年は、さまざまな傷の手当てに通年使える新しいカタチの絆創膏として、主婦層を中心にクチコミで人気が広まっています。
液体絆創膏は「水絆創膏」とも呼ばれています。
その名の通り、傷の表面に液状(ゲル状)の薬液を直接塗り、傷口を保護するというもの。傷に塗ると瞬ちょっとしみますが、すぐに乾いて耐水性の透明な被膜を作り、雑菌や水の浸入を防いでくれます。
使い方は簡単!
患部を清潔にしてから(水分や血をよく拭き取る)、傷を覆うように薬液を塗り、そのまま静かに乾かして固まればOK。
被膜は数日で自然にはがれますが、急いではがしたい場合は、被膜の上に再度薬液を塗って乾く前にそっと拭き取るか、マニキュアの除光液を塗ればラクに落とせます。
「液体絆創膏って便利、とっても助かる!」とママさんも絶賛!
液体絆創膏はチューブから押し出して指やヘラで塗るタイプのほか、この冬、新発売された医薬部外品初のハケ付きタイプ『ウォーターエイド』など、さまざまなタイプの商品が販売されています。
実際に液体絆創膏を使ったママさんたちに聞いたところ、こんな意見が寄せられました。
●これは便利!食器洗いやお風呂掃除をしてもはがれにくく、バンバン水仕事ができて大助かり
●手洗いを心がけたい(インフルエンザ予防など)冬場も、はがれを気にせずしっかり手洗いができる
●透明で目立たず、水に濡れても傷がしみず、子どもが気にして取ってしまう心配が減った
●ハケ付きタイプはマニキュア感覚で手軽に塗れて、手が汚れないから外出先でも重宝しそう
やはり「水仕事が気にならない」「濡れてもはがれにくい」「目立たない」という点が、ママさんたちの支持ポイントとなったようです。
液体絆創膏を使用する際の注意点
ただし、液体絆創膏の使用は日常の小さい傷に限られます。出血が止まらない場所、化膿している場所、深い傷、目の周り、粘膜への使用は避け、傷の状態によっては(万一、目に入った場合や誤飲した場合も)医師の診察を受けることが重要です。
また、お子さんに使用する場合は、特性上しみる場合があるため、保護者がしっかりと指導・管理し、お子さんが自分で使用するのは控えてください。
水に強くてはがれにくく、サッと塗るだけで傷の手当てに重宝する液体絆創膏。
使用方法や用途をきちんと理解したうえで、賢く利用してくださいね。
【ウォーターエイド 商品詳細】
商品名 | ウォーターエイド |
発売日 | 2016年10月3日 |
容量 | 12mL |
使用期限 | 製造から3年 |
希望小売価格 | 850円(税抜き) |
商品サイズ | W109mm×D25mm×H90mm |
効能・効果 | すり傷、切り傷、さし傷、靴ずれ、創傷面の消毒、保護(皮膜) |
用法・容量 | 患部を清潔にし、傷部のみに適量を塗り、そのまま静かに乾燥させる |
成分 | (100g中) トリクロロカルバニリド0.1g、 添加物として、ピロキシリン、パルミチン酸イソプロピル、 酢酸エチル、エタノールを含有する |
注意 | 火気に近づけないこと |
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