
2月2日は節分の日。「節分」の過ごし方といえば豆まきをしたり、恵方巻きを食べたりするのが定番ですが、他にも楽しみ方は色々あります。
季節の行事は、子どもたちにとって日本の文化に触れ、その由来を知ることができるいい機会です。本記事では家族みんなで楽しめる節分あそびをご紹介します♪
目次
節分の由来

そもそも節分とは、どんな日か知っていますか?
節分には、文字通り「季節を分ける」という意味があります。
季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前日を節分といい、そのなかでも立春は一年の始まりとして大切にされ、節分といえば春の節分をさすようになったそうです。
季節の変わり目にはいつもと違うことが起こりやすいため、悪いものを追い払い、幸運が舞い込むようにと願って節分の行事が定着しました。
★ 豆まき
豆まきのやり方は地域によっても異なりますが、一般的に「鬼は外!福は内!」と言いながら鬼に福豆(炒った大豆)をぶつけます。悪い鬼を外に追い出し、福を家内へ呼び込むための風習です。豆まきの後は年齢の数だけ豆を食べると、体が丈夫になって病気になりにくくなると言われています。
★ 恵方巻き
恵方巻きは、その年の恵方(決まった方角)に向かって願い事をしながら食べると願いが叶うと言われています。七福神にあやかり、7種の縁起の良い食材が巻かれていて、カットせずに無言で一本食べ切るのが正しい作法とされています。
その他にも、節分にはそばやけんちん汁を食べると縁起が良いといわれています。
節分遊び① 〜鬼のお面作り〜

豆まきといえば鬼!まずは工作で鬼のお面を作ってみましょう!
紙袋を使えばとっても簡単!顔にかぶれる大きさの紙袋に目が見えるよう穴を開けたら、あとは好きなように鬼の顔を飾りつけるだけ。ペンで描くだけでなく、毛糸や画用紙を使うと立体感が出てかっこよくなりますよ♪
はさみや糊を使って指先をたくさん動かすことは、子どもの脳にたくさん良い刺激を与えます。「どんな顔にする?」とお子さんとの会話も楽しみながら、一緒に作ってみてくださいね^^
節分あそび② 〜鬼の的当てゲーム〜

小さいお子さんにとって、鬼はとても怖い存在。いきなり家に鬼がくると怖くて豆まきどころではなくなってしまうことも。そんな時は風船で鬼を作って、その鬼を的にして豆まきをしてみましょう!
風船の鬼は、風船を膨らませて油性ペンで顔を書き、髪の毛やツノをつければ完成です!
遊び方のおすすめはひもをつけて壁にぶら下げ、「鬼は外!福はうち!」の掛け声と共に鬼をやっつける的あてゲーム。
我が家では豆が当たってくるりと鬼が後ろを向いたら鬼退治成功!ということで、とても盛り上がりました^^
節分あそび③ 〜鬼探しゲーム〜

色んな年齢で楽しめるのが、こちらの鬼探しゲーム!
あらかじめ、折り紙で作った鬼をいくつか用意して家の中に隠しておきます。隠し場所の難易度は、お子さんの年齢に合わせて決めてくださいね。
子どもたちが全部見つけられたら、今度は子どもたちに鬼を隠してもらって、大人が見つけるというのも面白いですよ!
節分遊び④ 〜豆つかみ競争〜

次は福豆を使った豆つかみ競争!お箸の練習にもぴったりな遊びです♪
年齢に合わせて数を増減したり、タイムを競ったりして遊びます。先がツルツルしたお箸を使うと難易度が上がりますよ。まだお箸が使えない小さいお子さんでも、お箸の代わりにスプーンを使うなどして工夫をすれば一緒に楽しむことができます^^
まとめ

いかがでしたか?鬼や豆を使って節分にちなんだ遊びを紹介しました♪
節分の豆は誤嚥や窒息のリスクがあるため、5歳以下のお子さんには食べさせないよう消費者庁から呼びかけられています。最近は個包装の豆も売られており、小さい子が豆を口に入れてしまうことを防ぐことができ、豆まき後の片付けも楽になっておすすめです。くれぐれも事故のないよう気をつけて遊んでくださいね!
今年の節分は日曜日!家族で楽しく遊びながら一年の健康を願いましょう!