夏休み期間は、帰省や遠出をするために車に乗る機会が増えるご家庭も多いはず。その際、長距離の車移動で子ども達が退屈してぐずったり、機嫌が悪くなったりした経験はありませんか?そうなると、親も子どもも目的地に着いた頃にはぐったり疲れてしまうことも…。今回は、我が家が夏休みにお出かけしたときの車内で、子どもたちと盛り上がった遊びをご紹介します。
「発見カード」でドライブを楽しもう!
今回、片道2時間のドライブ中に活躍したのが「発見カード」です。家にある材料で簡単に作ることができ、大人がずっと付きっきりで相手をしなくても、子どもが楽しく過ごしてくれるアイテムです。
▶︎ 材料
- ・厚紙
- ・色鉛筆
- ・シール
- ・ビニールひも(あれば)
▶︎ 作り方
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1. 厚紙に子どもに見つけてほしいものの絵を描きます。
例えば、赤色の車、踏切、バス、新幹線、標識など何でもOK!
お子さんの年齢に合わせて難易度を考えましょう。大きなお子さんであれば、お出かけする地域独自のもの(例えばお城や地域の名物のお店など)を取り入れると楽しくなりますよ。 -
2. 必要であれば厚紙に穴を開けてビニールひもを通します。
首から下げておくと、カードを椅子の下に落としたりすることがなく便利です。
(ただし、小さなお子さんはひもを首から下げると危険な場合があるため注意しましょう。)
以上で準備は完了。完成したカードとシールをもって、ドライブへ出発です!
▶︎ 遊び方
外の景色を見ながらカードに描いているものを探し、見つけたらシールを貼っていきます。兄弟で、どちらがたくさん見つけられるか、どちらが早く見つけられるか競うのも盛り上がります。
子どもたちの様子と感想
5歳と2歳の息子たちは「赤い車発見!」「バスがいっぱい!」「もうこんなに見つけた~」など、外の景色を指さして大はしゃぎ。シールをぺたぺた貼っていきます。
2歳の弟には難しいかな?と思ったのですが、絵を描いたことでちゃんと参加することができていました。シールを貼るのも楽しかったようで、ご機嫌です。
「次は、青い車を先に見つけた方が勝ち!」など子ども同士でルールをつくって楽しむ姿も見られました。
いつもは、車での移動に飽きてくると「携帯で動画が見たい~」「まだ着かないの~?」など文句を言う息子たちですが、今回は一度もぐずることなく、目的地に到着することができました。また、今回は雪が多く降る地域へのお出かけだったので、住んでいる地域では見かけない縦型の信号機も描いてみたところ、「なんでここは信号が縦なの?」と息子から質問が。親子のコミュニケーションや学びのきっかけにもなり、とても有意義なドライブの時間になりました。
子どもの年齢に合わせて難易度を調整することができるので、2、3歳のお子さんから小学生まで幅広く楽しめると思います。大きなお子さんで難易度を上げたい場合は、車の車種を限定したり、標識ばかりを集めてみたりするのも楽しいかもしれませんね。
まとめ
長時間の車移動で、子ども達が退屈してしまうのはよくあることです。だからといって、親がずっと話し相手になったり、楽しませたりするのも大変なものですよね。今回ご紹介した「発見カード」は、家にある材料で簡単に作ることができ、アイデア次第で楽しみ方は無限大。車内での過ごし方にお悩みのパパやママに、ぜひおすすめしたいアイテムです。長時間の車でのお出かけには、「発見カード」を活用して、楽しいドライブの時間をお過ごしください。