子ども第一で自分の美容は二の次……ではありませんか?
毎日、子どもの面倒をみているだけであっという間に一日が終わってしまう……。
お肌や髪の手入れをしているヒマがない……。
子育て中のお母さん(以下ママさん)は、きっと誰もがそんな毎日を過ごしているのではないでしょうか。
そこでいま現在、子育て真っ最中の20代から40代のママさんに、日頃のお手入れについて伺ったところ……、
●ショーウィンドウに映った自分の姿にアゼンとした
●手入れを怠ると、肌はガサガサ、髪はバリバリになってしまう
●唯一のお手入れ方法は、オールインワンの美容液を朝晩にパパッと塗るだけ
●新しいメイクなどに、最近ついていけてないと感じる
●エステに行きたくても時間的にも金銭的にも余裕がない
●子どものことで精いっぱいで、鏡を見る時間すら減っている
なるほど……、みなさんかなりご苦労をされているようですが、手入れを怠ったままでは、十年後、二十年後のお肌が心配ですよね。
そんなママさんに試してほしいのが、自宅でできるお手軽+ローコスト+エコな“
ビューティケア
”なんです。
今日から早速、“
ホームエステ
”とも言われる簡単なお手入れを育児の合間に実践して、ココロもカラダもリフレッシュしませんか?
冬の乾燥肌にオススメ!簡単&エコな「シュガースクラブ」
まずオススメしたいのが、乾燥する冬の季節の救世主「シュガースクラブ」です。
作り方が簡単なうえ(表参照)、材料は「砂糖」と「はちみつ」だけ!
お砂糖は保湿効果が高いことで知られていますし、はちみつには殺菌効果があるので、使った後はしっとり、なめらかなお肌が実感できると、様々なメディアでも話題になっています。
そんな「シュガースクラブ」を、まずは使う分だけを手作りしちゃいましょう。何より、キッチンにある材料で作れる経済的な点もうれしい限りですね。
シュガースクラブの使い方のポイント
自宅での“ビューティケア”と聞いて、「
育児に時間が取られているので、美容ケアをしている余裕がない!
」と思ったママさんもいらっしゃるかもしれません。
でも、「シュガースクラブ」は週に1〜2度で十分ですし、お子さんと湯船に浸かっている時に、一緒に数を数えながらトライすることもできます。
『使い方』
<ポイント1> 湯船に浸かってカラダが温まり、お肌が柔らかくなったときに使うのが効果的
<ポイント2> はじめはザラザラしますが、強くこすらず円を描くように優しく塗る
<ポイント3> 砂糖が徐々に溶けて滑らかになってくるので、そのまま1~2分おく
<ポイント4> 顔に使う場合は、とにかく優しくそーっとなでるように塗るのがコツ
<ポイント5> 湯船の中で蒸気を当てながらだと、さらに保湿効果アップ!
<ポイント6> 最後はぬるま湯で優しく、そしてしっかり洗い流す
<注意ポイント> はちみつを使用しているため、1歳未満のお子さんの口に入らないように!
これなら簡単にできそうですよね。
顔だけでなくヒジやカカト、唇など、カサツキが気になるところもシュガースクラブでマッサージしてみてください。
そして入浴後は、普段使っている化粧水や美容液をしっかり塗布! もちろん、オールインワンでもOKです。
乾燥する冬こそ、しっかりとした「肌対策」が肝心です!
皮膚最上部の角質層を健全に保つ「シュガースクラブ」の実践例
朝夕の寒暖差、空気の乾燥……、さらに、気候変動に伴うホルモンバランスの崩れも併発……と、肌をとりまく環境は一年の中で冬が最も過酷になります。
だからこそ、日頃のケアがとても大事といえますし、過酷な状況から肌を守ってあげることで、“肌老化”“肌トラブル”の要因を軽減することができるといえます。
そこで、ぜひ知っていただきたいポイントは、「皮膚最上部の角質層を健全に保つ」こと。
そして、その実践法は大きく2つに集約できるのですが、いずれも簡単な方法なので、ぜひチェックしてみてください。
【実践例1】角質層のうるおいを保ち、バリア機能を正常に保つ
<ポイント :
肌クリーム、オイルなどで油分補給しましょう!>
乾燥が気になる人は、入浴後や洗顔後の普段のお手入れ(化粧水や乳液、美容液)に、クリーム、オイル等をひとつ加えてみましょう。
方法は簡単です。
例えば、化粧水を塗布した後に、肌クリームまたは、オイルを手のひらに少量取り、体温で温めるようにゆっくり伸ばしていきます。
その後、手のひら全体を顔に優しく顔に押しつけます。
するといつも以上にしっとり感が得られるはず。
さらに、この方法は化粧水の蒸発を防ぐ効果も期待できます。
【実践例2】かゆみ肌や敏感肌に限らず、肌に対する刺激を少なくする
<ポイント : 顔も体も、ゴシゴシ洗浄しないようにしましょう!>
冬はとくに、優しくぬるま湯でメイクオフすることで、敏感になっている肌への刺激を抑えることが肝心です。
同様にカラダもゴシゴシ洗浄せず(刺激を与えない)、潤い成分が配合された洗浄剤などで優しく洗いあげるようにしましょう。
さらに入浴後は、肌の乾燥状態を防ぐためにボディクリームなどで、しっかり油分を補ってあげてください。
化粧水をしっかり塗ったのに、メイクの調子がよくない……。
Tゾーンは脂症なのに、口や鼻のまわりがカサカサしている……。
女性であれば、こうした悩みに思い当たる人も多いと思いますが、今回ご紹介した方法は、どれも今夜から自宅で実践できるお手軽なものばかり。
日々のお手入れで自然治癒力を高め、健やかな心身を保てるよう、ぜひトライしてみてくださいね。