—三児のママさんが、出産の手記を公開してくれました。2部構成の前半です。—
後半:【ママさん体験記】出産エピソード〜3人の子供を産んだママさん〜後篇
一人目の出産は予定日通りにいかないという話は良く耳にすると思いますが、私の場合もそうでした。
さすが一人目!!待てど暮らせど出てこない・・・。
陣痛が来たのは予定日をとうに過ぎた41週1日目でした。
またそこからが長く、お昼頃に陣痛が来たかな?と病院に行ったのですが微弱陣痛で進まないので、階段を下りたり登ったり。
結局、本陣痛になったのは夜中のことでした。
その頃は未知の終わりの見えない痛みに苦しみ、叫び、もうお腹を切ってくれ!と何回も叫びました。
朝方になり、もう出てくる!という時に赤ちゃんが大きすぎて引っかかり心拍が弱まってしまったので、急いで救急車で大きい大学病院に。
救急車の中は地獄でした!
もう頭が出てきそうで、いきみたいのに「いきんじゃダメ!」と、終始怒られていました。
そんなこんなで病院に着いてすぐ
妊娠期間41週2日
分娩所要時間18時間1分
3668gの男の子を出産しました☆
そんな怒涛の出産劇があった私、二人目はというと・・・
周りの友達や知り合いから「2人目は予定日より早く生まれるよー」と何十回も聞かされ臨月になるとソワソワしていました。
上の子の予定もあるので「この日は出てこないでねー」とか「この日だとパパがいるからこの日に生まれてほしいなー」なんて9カ月ごろからお腹に話しかけていました。
ですが・・・
なんと、予定日を過ぎても産まれてきませんでした。
そして41週1日の夜中、なかなか寝れず猫の伸びのようなポーズをとった瞬間「ポンッ!!」とお腹から音がして破水。
周りに身内がいなかった私は、2か月前から新幹線で5時間かけて祖母に泊まりに来てもらっていたので、祖母に上の子を託して産院に向かいました。
もちろん陣痛が来ていないので、まだ産まれません。
破水すると感染症にかかる可能性があり、早めにお産を進めないといけないので促進剤を定期的に飲み、陣痛を早めました。
2人目でお世話になった産婦人科はソフロロジー※1推奨の産婦人科だったため陣痛が来ると息をゆっくりはいていきみ逃しをしました。
※1 ソフロロジーとは
呼吸法によって陣痛を痛みととらえず、赤ちゃんに会うためのプロセスと考える出産方法です。多くの場合、痛みや恐怖が和らぎリラックスした状態で出産に臨めるのだとか。
想像以上に1人目で叫んだせいかソフロロジーで落ち着いている自分に「まだまだ微弱だよね、もっと叫ぶぐらい痛いんだから」と心で言い聞かせ助産師さんも「NST※2の反応弱いから歩こうか」と言うのですが。
このとき私は知りませんでした。太りすぎるとNSTの反応が弱まることを・・・。
※2 NSTとは
ノンストレス・テストの略称です。ストレスがない、つまり子宮収縮のない(お産が始まっていない)状態のときに、胎児の心拍数を調べ、出産に耐えられるかどうかをチェックします。
そして、陣痛待合室から出て2,3歩歩いたら何か出てくる感覚が。
とっさに「もう出てくる!分娩室に!」と無理やり連れて行ってもらいました。
ソフロロジーの凄いところは静かなお産ができること。
私も叫ばずに息をゆっくりはいて赤ちゃんに酸素を送ることに集中して、無事に
妊娠期間41週1日
分娩所要時間1時間51分
3414gの女の子を出産しました☆
後半:【ママさん体験記】出産エピソード〜3人の子供を産んだママさん〜後篇
—-2017年11月に無事出産した、3人目の体験記は後編にて。—-